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ケンチク&音楽修行中!


by kumi-is-happy
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カテゴリ:音楽( 61 )

11月7日、大・大・大楽しみにしていた長岡京室内アンサンブル@東京文化会館小ホールへ行ってきました!平日の夜公演だったので、ユイが学校から帰るとすぐダッシュ、バババッとコンビニでパンとジュースを買って会場へ。東京文化会館は私の一番好きなホール♪テンション上がります!!・・・と思っていたら、会場前には既にずらーっと大行列ができていて、びっくり。その列にいる人の9割以上はお年寄り・・・。そして皆さん、やたらお喋りしながらワクワクしている!「○○年に聴きに行った時は・・・」だの、「○○さんが出てた時は・・・」だの、長年のファンな空気を醸しだされています。

プログラムは、グリーグ:組曲「ホルベアの時代より」Op.40、チャイコフスキー:弦楽のためのセレナード ハ長調Op.48、ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意への試み」Op.8より四季の名曲揃い。
グリーグはユイが1年生の時、私と一緒にオケの講習で弾いた曲。1楽章の出だし、ジャンジャカジャンジャカの疾走感が大好きで勢い良く弾いていたのに、こんなに繊細で優雅な音楽だったとは!!有名なチャイコフスキーの冒頭部分も、1音1音にアクセントがついた荘厳な音楽が思い浮かびますが、長岡京の音は可憐なpppから始まりました。いやいや、びっくり。

ヴィヴァルディの四季は4人のソリストが演奏されました。春のヤンネ舘野さんは優しく優美な音。夏の石上真由子さんは激しく勢いのある音、秋の谷本華子さんはお茶目でくるくる変わる音、冬の高木和弘さんは厳しく流麗な音。アンサンブルの中心に座って個性豊かなソリストの音と一緒に歌い、対決し、邪魔し?、どんどん絡んでいくのがチェロの金子鈴太郎さん。金子さんのニッコニコ笑顔&むちゃくちゃ楽しそうな演奏姿に、今すぐ舞台の上に飛び乗って、自分も一緒に演奏したい!と思いました。そんなソリストと金子さんを囲むメンバーたちは、2人の周りで自由に飛び交う鳥や風のざわめきのよう。チェンバロやギターまでもが加わって、もう、それはそれは楽しそう!後ろの席のおじさまが、演奏中にもかかわらず、大きな声でおしゃべりしていましたが、気持ちわかる!自分も一緒に遊んでるような気がしてくるんですよ・・・。みんなが知っている曲を、みんなが知っているようには全然演奏しない森悠子先生と長岡京室内アンサンブル。この曲はどんなふうに料理されて出てくるのかな!?というワクワク感、「こう来たか!」という意外感、「楽しい!」という躍動感、奏者と客が一緒になって音楽を感じる。これってロックのライブと同じかも。終演後、会場を出る人みんながニコニコしてました。

終演後はお楽しみのサイン会。ロビーにメンバー全員がずらっと並んで座り、順番にサインをしてくれるんです。プロペラプロジェクトで顔馴染みのお兄さん・お姉さんがユイに声をかけてくれたり、TK先生にもサインをいただき、森先生はいつも通り満面の笑顔でユイを迎えてくださいました。心も身体も音楽の魅力で満たされる演奏会・・・今回のコンサートは全曲動画配信されるそうです。楽しみ!

会場で先行販売されたメンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調のCD。これがまた素敵で、毎日聴いてます。
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by kumi-is-happy | 2016-12-28 00:58 | 音楽
7月3日、フレッシュ名曲コンサート@たましんRISURUホールへ行ってきました。飯森範親さん指揮日本フィル、コンマスはTK先生。ユイは飯森さんの指揮ワークショップを受けたことがあり、いただいたサイン入りの指揮棒を愛用しています。http://katokumi.exblog.jp/23880217/

<プログラム>
シューベルト:交響曲第7番 ロ短調「未完成」D.759、メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64(ヴァイオリン:坪井夏美)、ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調「運命」op.67

席は前から2列目の中央でした。坐ってみると、コンマスの椅子から近ッ!!目の前やん!!しかも客席があまり暗くならなかったので(私は暗くなる方が好き)、コンマス席の先生と目が合わないように&お行儀よく、横目でこっそり見てました(^_^;) ユイはというと、またもや爆睡。派手にぐるんぐるん回っています。寝るならじっとして寝ろや〜!!怒。 

直前にさそうあきら「マエストロ」全3巻を読破した私たち。未完成+運命は、マンガと同じプログラム。天才指揮者・天童みたいに♪ジャジャジャジャーンッで龍が飛ぶことになるか!とワクワク。しかも、TK先生にはレッスンで♪ジャジャジャジャーンの昔と今の振り方の違いについてレクチャーされたばかりだし、運命は私が中学生の時に初めてヴァイオリンで市民オケの舞台に載った曲。同じオケでティンパニーを叩いていた母が朝から晩までスコアを見ながらテーブルを叩いていたので、私もスコアを見ながら曲を聴く習慣がつき、いまだに弦や管が独立して聴こえてきます。若い時の経験は貴重だな・・・。

これだけベタな3曲がプロオケで聴けるのも、ユイにとっては貴重な機会。最近はプログラムの解説も読めるようになったので、演奏を聴きながら、しっかり読み込んでいる様子。特に「第1楽章 アレグロ・モデラート」とか書いてある部分に注目しています。

ユイに見えるよう、演奏会は前の席に座ることが多いです。管楽器のバーンとした音や全体のバランスは後方の方がいいかも・・・と思いますが、弦の音はppまでしっかりと聴こえてきます。ゲストコンマスのTK先生はオケの誰よりもピンッと背筋を伸ばして弓を大きく華麗にさばき、姿を見ているだけでも音楽が聴こえてくるよう。そういえば、「マエストロ」で天道が指揮の練習をしている場面、オケがいなくても音楽が聴こえてくるんですよね・・・。指揮者といえば飯森さんの唸り声がすごかった。終始、全部歌ってる!?と思うほど。

メンデルスゾーンを弾いた坪井さんは、東京音楽コンクールで1位&聴衆賞を受賞された方ですが、先日モントリオール国際で1位になった辻彩奈さんみたいに情熱的で力強い演奏でした。演奏中の恍惚とした表情も素敵。爆睡していたユイも目を覚まして聴き入っていました。

期待の「運命」は大迫力!飯森さんの唸り声も最高潮に。いやいやテンション上がった〜!私は特に4楽章が好き。アンコールは「へとへとなので、ありません」と、飯森さん自らおっしゃって、終演となりました。

しばらくロビーをウロウロしてみましたが、指揮者や奏者がお出ましになる気配なし。「今日は先生に会えなかったね・・・」と言いつつ帰りの電車に乗ると、目の前に吊革を持って立つTK先生!!恥ずかしがるユイをけしかけて声を掛けると、いつものニコニコ笑顔で「あーユイちゃん!こっちにおいで〜」と言ってくださいました。地方都市にお住まいながら、先生の演奏会には必ず駆けつけるというファンの方もご一緒で、「(客席から)目が合ったりするんですか!?」「する・・・と自分が思ってるだけかも!」などと、ご本人を挟んで両側でファントークを展開(*^_^*)。ちなみに先生は目の前に座っていた私たちに気付かれてなかったそうです。なんだー、それならもっと思う存分じっくり・じろじろガン見すれば良かったなぁ。

日本フィルのトラック
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ホール1Fにあった七夕飾り
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今年もこの短冊があちこちに・・・
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by kumi-is-happy | 2016-07-07 17:22 | 音楽

水谷川優子さん

4月3日、春休み最後の演奏会は、日本に逃れてきた難民支援のためのチャリティーコンサート@カトリック大船教会・聖堂でした。主催はなんみん共の会、出演されたのはチェロの水谷川優子さんとご主人でヴァイオリニストのマーク・ゴトー二さん。

プログラム
ベートーヴェン:ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲 ハ長調、J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV1010、J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタ第2番 イ短調 BWV1003、マルティヌー:ヴァイオリンとチェロの為の二重奏曲 第1番 ハ長調 作品157、日本の歌(荒城の月、故郷など)

日本の交響楽団の祖といわれる指揮者・近衛秀麿氏を祖父にもつ、すごいチェリスト水谷川優子さんとお会いしたのは、ユイがまだ0歳のとき。新幹線で隣の席になり、京都から東京までご一緒しました。その頃の私は、癌を患う1人暮らしの母(ユイのおばあちゃん)と過ごすために、東京〜大阪を何度も往復していました。チェロのケースを抱えてお1人で新幹線に乗って来られた優子さんはオーラに満ちた美人で、赤ちゃん抱っこ&大荷物の私はどぎまぎ。ところが優子さんは 本当に気さくな方で、赤ちゃん連れの私を気遣い終始お手伝いしてくださり、東京に着くまでいろんなお話を聞かせてくださって、あちこち手を伸ばすユイには「好奇心旺盛ね!」と優しい笑顔を向けてくださいました。こんなに素敵な人が存在するんだ!と感動したほど。

私の母も趣味でチェロを弾いていたので「新幹線でチェリストとお隣だったよー」と報告しましたが、バタバタと忙しくて優子さんのCDを購入することはできずじまいでした。母の死後「歌の調べのように」を聴いたら、心の底から深呼吸できるような、優子さんの人柄そのままの素晴らしい演奏で、母に聴かせてあげられなかったことを後悔しました。

そんな優子さんの演奏をやっとやっと目の前で聴くことができました。演奏をしている時の優子さんは、ブログ等で拝見しているお茶目なイメージはなく怖いぐらいの真剣な表情で、その音は私のイメージ通りの雄大なものでした。深く深く、心の奥までぐっさり響く音があるかと思うと、軽い音を出される時は、弓の動きが小鳥のように軽やかです。なぜか優子さんの音楽を聴いている時は、身体の深いところから呼吸をしている自分がいます。マークさんは静かな佇まいで、理知的なバッハを聴かせてくださいました。そしてお2人のデュオは丁々発止というよりは、お互いの音を探りあいながら程よい距離で響きあうよう。

演奏会の途中に、なんみん友の会のお世話をするシスターのお話や、日本で勉強する難民の方々の自己紹介、そして優子さんの難民支援への想いを述べるスピーチがあり、会場の温かな拍手を受けていました。そこで演奏された「鳥の歌」がまた素晴らしくて、ユイはこの日一番好きな曲だったそう。そういうユイはシスターに請われて難民救済のための募金集めに立ち、良い経験ができました。

終演後、ドキドキしながら優子さんにお会いしたら、なんと私たちのことを覚えていてくださっていて、びっくり!9年前と変わらない笑顔で接してくださいました。マークさんもユイに優しく声をかけてくださり、本当に素敵なご夫婦だなーと、感動しきり。これからはユイと一緒にどんどん演奏会に伺いたいと思います。

桜が満開でした。
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優子さん・マークさんと一緒に記念撮影。
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by kumi-is-happy | 2016-06-17 06:53 | 音楽

オーケストラの日②

3月31日、オーケストラの日の後半です。

午後はユイ待望のバックステージツアー。引率の○○オケの○○さん(忘れた・・・)&シビックホールの館長さんの案内で、チビッ子たち+親がホール内を探検します。まずは、大ホールの客席へ。そこではなんと、レイ・チェンさんが1人で舞台に立ち、客席後方に座った女性とやり取りしながらサウンドチェック中! ぞろぞろとやってきたチビッ子たちに、笑顔で「ハロー!」と声をかけてくださり、むちゃくちゃ好青年でした。ジーパン姿もステキ(*^_^*)

舞台裏ではたくさんの照明が下がった「バトン」を上下させたり、たくさん並んだ電気のスイッチを見学したり。ピアノや大道具を運ぶための大きなエレベーター(というより、床そのものが上下します)に乗って地下へ降りると、能舞台のセットやオーケストラ用の台(管や打楽器が乗るやつですね)、コンパネ・ランバーが山積みで、工務店の倉庫みたいでした。

その後、楽屋へ。「男性・喫煙」「男性・禁煙」など大部屋の他に、1人部屋はソリスト・コンマス(かなフィル石田さん✨)・司会の江原先生(ユイの歌の先生です)。あちこちに楽器ケースが置いてあり、真剣にさらっている人、煙草を吸っている人、談笑している人。ユイが以前オケでお世話になったI先生にバッタリお会いし、お話することもできました。

バッタリお会いしたといえば、以前、演奏会で「ユイちゃん!?」と声をかけてくださったブログ読者の親子さんにも再会♪ 石田さんファン同士、お会いすると盛り上がります(^_^)/

そろそろ母の体力が限界になってきた頃、ようやくコンサート。オケは川瀬賢太郎指揮、オーケストラの日祝祭管弦楽団。
プログラム
ジョン・ウィリアムズ:オリンピック・ファンファーレとテーマ、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番、ジョン・ウィリアムズ:スターウォーズ組曲。
今年はスターウォーズの新作が出た(んですよね?私はよく知らないのですが)ことで、ジョン・ウィリアムズがプログラムに載る機会が多いです。映画音楽の作曲で有名ですが、普通にオケの曲としてカッコいい!学生時代にハマったホルスト「惑星」みたいです。ブルッフはレイ・チェンさんのヴァイオリン(ストラディバリウス「ヨアヒム」)がピッカピカの音で元気良く演奏されました。ブルッフの3楽章、大好き!早くユイにまわってこないかなー。アンコールはバッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番より「アンダンテ」。アンコールでこの曲を演奏される方が多いですね。昨日聴いたばかりのイブラギモヴァとは全く違うアプローチで、現代的かつ洒脱な演奏でした。

神奈川フィルファンです!と言いつつ最近あまり聴きに行けてなく、川瀬賢太郎さんの指揮は初鑑賞でした。ビシっとキレのいい指揮ぶりで、すごく好感が持てます。オケの音もキリッと締まっているような。司会の江原先生がコンマスの石田泰尚さんに「川瀬さんと仲はいいんですか?」と聞くと、「・・・・悪くはないです」とつぶやいたのが大ウケでした。石田さんの「間」の取り方はいつも絶妙!少ししかしゃべらないのに必ずウケる。ズルい技です。

そんなこんなで目にも耳にもお土産もてんこ盛りのイベントでした。家に帰ったユイは早速クジで当たったシベリウスのCDを鳴らしてご満悦でしたが、私の方は疲れすぎてへとへとでした・・・(思い出すだけでどっと疲れる)。
by kumi-is-happy | 2016-04-21 06:39 | 音楽

オーケストラの日①

3月31日、オーケストラの日@文京シビックホールへ行ってきました。3月31日は「耳に一番」=「オーケストラの日」なんだそうです。今年で10回目の開催になるそうですが、初めて参戦してきました。

まずは朝から並んでバックステージツアーの整理券をゲット。どんな演奏会に行っても、演奏よりもホールの構造の方が気になるユイ。最も楽しみにしていたイベントです。詳細は後ほど!

11:00〜スタンプラリー。大ホール1F・2Fのロビーに在京オケのブースが勢揃いしているのをどんどん巡って、スタンプを集めます。オケの数12+CD+楽譜の14ブース。ものすごい人混みのなか、クジを引いて新日本フィルのシベリウスのCDや神奈川フィルのブルーダル君(大好き!)キーホルダーを当て、射的でお菓子をもらい、借り物のヴァイオリンを構えて写真を撮り、音楽ノートを作りと、大忙し。物をもらうことに命をかけるユイは、プレゼントの大量ゲットに大満足でした。私はシベリウス:フィンランディアのスコアをもらえたのが嬉しいでーす✨ もちろん演奏会のチラシは抱えきれないほど大量にたまりました。汗。

東京交響楽団・新コンマスに就任致しました!
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かなフィルファンの私たち♪ ブルーダル君&川瀬賢太郎さんと記念撮影
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川瀬さん、受賞おめでとうございます!寄せ書きしましたよ〜(^_^)/
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絶対に無理な「利きオケ」。これ、当たる人いるんでしょうか・・・。汗。
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混みっ混みの楽器体験はさらりとオーボエ・トロンボーン・チェロを。
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無料のミニコンサートはシティフィルの木管五重奏・東響の弦楽四重奏・ニューシティ管弦楽団の金管五重奏がありました。ユイと私は東響へ。

モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークより第1楽章、ヴィヴァルディ:「四季」より春など。vn:水谷晃、小川敦子、va:西村眞紀、vc:謝名元民。奏者の皆さんもカジュアルな服装で、水谷さんがマイクを取って、にこやかに1曲1曲解説されます。演奏もとても良かったです!

しかーし!!!私の演奏会鑑賞史上、最悪の出来事が!!
「0歳から入場可」と明記されているこのコンサート、たくさんの赤ちゃんと若い親子が来ていました。当然、歌い出す子やおしゃべりする子、泣き出す子がたくさんいます。そこへ突然、私の近くに座っていた初老のおじさんが大声で「こーこーはー音楽を聴くところですよ!静かに!!」と、ものっすごく嫌味ったらしくシャウト。会場の空気がヒヤッとなりましたが、赤ちゃんたちには通じませんよ。どのくらいの親子が気を使って会場から出て行ったことか・・・。ユイが小さい頃、赤ちゃん向けのコンサートで全く席に座ってくれなくて、外に出ざるを得ないながらも自分は演奏が聴きたくて、赤ちゃんを持った手だけ外に出して、自分はドアの隙間から顔だけ出して聴いてた頃を思い出しました。涙。

まだ、ここまでは何とか許そう!しかしその後、おじさんは演奏の真っ最中にものっすごく大きい音で両手をパンパンパンッと叩いたんです!!「演奏中に、なんてことするんじゃぁ〜!!!!」と最大限に怒りが沸騰した私。マジ、キレれば良かった! 素知らぬ顔で演奏を続けた東響メンバーの皆さんでしたが、ここは水谷さんから「0歳さんが元気が良くていいですね(^_^)」とか何とか、フォローが欲しかったです!プンプン!!

プンプンしつつ、②へ続く・・・
by kumi-is-happy | 2016-04-19 11:15 | 音楽
3月30日、アリーナ・イブラギモヴァ@所沢市民文化センター ミューズ マーキーホールへ行ってきました。

プログラム
ビーバー:『ロザリオのソナタ』より パッサカリア ト短調「守護天使」、J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004、イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 op.27-3「バラード」、バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ

一昨年前、ユイがバッハ無伴奏を習い始めて1曲目の「プレリュード」をやっていた頃のこと。何か参考になる演奏はないかなーとYouTubeサーフィンをしていて「!」と私の琴線に引っかかったのがイブラギモヴァでした(2005年の武蔵野市民文化会館での演奏会)。一音一音が力強くて溌剌としています。その演奏にすっかり魅了され、調べてみるとちょうど来日公演がありましたが、既にSOLD OUT。残念・・・という経緯があり、今回とうとうリベンジです!!

無事にチケットは取れたものの、毎度毎度、全く演奏を聴いてないユイの隣でやきもきしながら無伴奏の演奏を聴きに行くのはとーってもイヤでした!思い入れのある演奏会は1人きりで堪能したい(>_<)

黒の舞台の真ん中に、ポツンと黒い譜面台が置かれ、登場したイブラギモヴァも黒いブラウス+黒スパッツ+黒のピンヒールという姿。チラシなどではショートカットのキュートなビジュアルを目にしますが、ずいぶん印象が違います。登場するなり貫禄あるオーラが凄くて、会場がシーンと静まり返りました。ビーバーのパッサカリアはT先生のリサイタルで聴きましたが、なんとも言えない美しさとドラマ性をもつ曲ですね。Program Noteによると「ソーファー♭ミーレーという下行音型が65回にわたって繰り返されるうちに、祈りに満ちた清澄な情感が紡ぎだされる」とのことですが、まさに。バッハ以前にこんなに凄い無伴奏曲があったんですね。うう、ヴァイオリン道はどこまで深いのか・・・。イブラギモヴァは身体を大きく動かし、肘を高く上げて気迫に満ちた演奏でした。

ビーバーの後は譜面台が撤去され、舞台には全身黒ずくめのイブラギモヴァだけ。ビーバーもバッハも、ノンヴィブラートの演奏でしたが、出る音の多彩なこと!ヴィブラートなしの「音」だけでこんなにも鮮やかに曲の情景を表現できるんだ!ということにびっくり。しかも、曲に対する彼女の集中力が聴く側にまで乗り移ってくるよう。所沢の、どちらかというとラフな雰囲気なお客さま方たちが、息をするのも忘れてイブラギモヴァの出す一音一音に聴き入りました。そんななかで私は、Ⅲ.サラバンドの中の♭Hの長い一音だけ、ヴィブラートがかかったのを見逃しませんでした! これは予定通りなのか、思わずかかってしまったのかな・・・?

休憩後はイザイとバルトーク。前半とは変わってヴィブラートを激しくかける、渾身の演奏です。もう本当に、演奏の勢いと集中力が凄い!テンポもものすごく速いです。

アンコールはバッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 アンダンテ。最後の音が鳴り終わると、一瞬静まり返ってから、控えめな声で始まったブラヴォーの声と拍手が湧き上がるように増えていき、しみじみ感じ入ったという風情で立ち上がる人が続きました。演奏会でこういう拍手の起こり方を経験するのは初めてで、とても感動しました。イブラギモヴァ、これからも要チェックです!!

演奏会後はホール隣の航空公園で、暗くなるまで遊びに付き合わされました(>_<) 「これから、演奏会はいつもここにして!」とご機嫌なユイ。ハイハイ、なるべくそうします・・・!

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by kumi-is-happy | 2016-04-13 06:58 | 音楽
3月12日、リリス・チェンバー・オーケストラ@横浜市栄区民文化センターリリスへ行ってきました。リリス・チェンバー・オーケストラはリリスホール専属の弦楽オーケストラで、TK先生が音楽監督をされています。レッスンがしばらくなかった時期なので、ユイは先生にお会いするのをとても楽しみにしていました。

好きな公演が多いのだけど、行くたびに「遠い・・・!!」と感じるリリスホール。うちから2時間以上はかかります。でも、道中思う存分マンガを読めるユイにとっては遠けば遠いほどラッキーだったりします。

プログラム
加藤昌則:音祝〜おとほぎ〜(リリス委嘱作品)、レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲、エルガー:序奏とアレグロ Op.47、チャイコフスキー:「フィレンツェの思い出」Op.70(弦楽オーケストラ編)

作曲者ご自身が書かれたプログラムの解説に【「この曲が聴きたいからまた来たよ!」なんて言われたら死ぬほど嬉しいです!これから始まる素敵な演奏会にワクワクできるように、音でお祝いする音楽。それが「音祝」です。】とありましたが、文章通り、演奏会の幕開けにぴったりの素敵な曲でした。後で調べてみたら、私の敬愛するチェリスト・水谷川優子さんもリリスで演奏されていました。いつものホールで、大好きな音楽家たちがいろいろな編成で演奏するのを聴くことができる曲なんて、とても素敵な企画ですね。

気分が盛り上がったところでTK先生のスピーチが入ります。いつもののほほ~んとした関西弁に親しみやすいニコニコ笑顔。ここで油断すると、演奏でぐっさり刺されますよー!と、周りのお客さまに教えてあげたいところです。

レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲は昨年、弦楽合奏団SOUVENIR DELLA MUSICAの演奏会で初めて聴いて、大好きになりました。メロディーと和声がとにかく美しくて、そのスケールがどんどん広がり大きくなっていくような、映画的な曲です。また聴けて幸せ♪ チャイコフスキー:フィレンツェの思い出は初めて聴いた曲ですが、自分が中学生の時にハマりにハマったシンフォニー4・5・6番に共通する音がいろいろな場面で聴こえてきて、とても懐かしく聴きました。

アンコールはサラサーテ:ツィゴイネルワイゼンでした。ほら来たー!とばかりにTKワールドが炸裂し、演奏が終わった途端に、周りの席のおじさま・おばさま方がいっせいに「すご!(゚д゚;)!!」と口に出して言ったのが面白かったです。弦楽合奏の演奏会の最後にTK先生1人で持って行っちゃった感は、OKで良いのでしょうか・・・!?(^_^; )

どんな演奏会で何を聴いても「どうだった?」と聞くと「良かった」としか言わないユイも、今回初めて「感動した!」と言ってくれました。

終演後、お客さまより速くロビーに出ているTK先生。無事会うことができました♪
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by kumi-is-happy | 2016-04-05 09:08 | 音楽

初めてのバレエ

冬休み、あまりにバタバタだったので更新が追いつかず、時間を昨年に戻します。

ユイが楽しみにしていたクリスマス・イブ。ギリギリ前日にツリーを飾り、パティシエの友人に美味しいケーキを作ってもらって、ご馳走を用意。ヴァイオリンの練習もしっかり終わらせて、後は家族でパーティー&サンタさんを待つのみ!・・・と思ったら、ユイが発熱。チキンもケーキも一口も食べられず。なんとなんと、インフルエンザでした(T_T)

そんな不運なユイにタミフルとマスク(がっつり!!)を与えて、スターダンサーズ・バレエ団「くるみ割り人形」全2幕@テアトロ・ジーリオ・ショウワへ行ってきました。ユイのみならず、母にとっても初めてのバレエ!昭和音大の中にあるテアトロ・ジーリオ・ショウワはインテリアや照明が外国っぽくておしゃれな雰囲気。オーケストラピットにオケが入って演奏するのも「METライブ・ビューイング」でしか見たことのない私たち。ワクワク感満載です✨

聞き慣れた前奏曲で幕が開くと、舞台にはクリスマスのセットが現れて、たくさんの人が踊っています。大きなツリーに灯が灯り、いよいよセリフか!?と待っていましたが、バレエってセリフも歌もないんですね。知りませんでした💦 でも、そのぶんオーケストラが弾きっぱなし。オペラだとしょっちゅう音楽が止まって歌になっちゃうんですよね・・・。くるみ割り人形、何度も聴いた曲だけど、音楽とバレエの動きが見事にリンクしています。こんな場面で!こんな風に!知らない曲もいっぱい。METを観た時にも思いましたが、オーケストラの演奏会でやるのはほんの一部だけなんだなあ。もったいない。ユイは舞踏会の場面での、中国の踊りを一番気に入りました。

幕間には、ぐったりしつつもオーケストラピットを見学したがったユイ。3階から下へ降りて覗いてみるとTK先生が弾いていて「ようこそいらっしゃいました!」とサッと立って握手をしてくださいました。それがめちゃめちゃカッコ良くて「おかーさん、もう手を洗わない!」と騒いでました(^^;) バレエ、これからどんどんチェックしたいと思います!バレエの曲はバレエで、オペラの曲はオペラで聴くのが理想的ですね✨

フラフラながらも頑張って撮影💦
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by kumi-is-happy | 2016-01-15 11:24 | 音楽

T先生のバッハ無伴奏

T先生の無伴奏リサイタル2回目、Project Solo Vol.2@日本基督教団巣鴨教会礼拝堂を聴きました。今回はヴィオラとヴァイオリンを持ち替えてバッハの無伴奏を演奏するという意欲的なプログラムです。

プログラム
J.S.Bach:無伴奏チェロ組曲 3番 C-dur BWV1009 ヴィオラ版、同:無伴奏チェロ組曲 2番 d-moll BWV1008 ヴィオラ版
J.S.Bach:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 2番 d-moll BWV 1004より シャコンヌ、同:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 3番 C-dur BWV 1005
アンコール
J.S.Bach:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ 3番 C-dur BWV 1005より Largo

この日は早起きして家で練習→ピアニストのL先生宅でピアノトリオの練習→リサイタルという忙しい日でしたが、ユイはL先生&チェロのSちゃんと一緒に大好きなT先生のリサイタルに行けるということで大張り切り!会場に到着すると、Sちゃんと並んでしっかり最前列に陣取っていました。

私の母(ユイのおばあちゃん)がチェロを弾いていて、家ではいつもヨーヨーマが弾く無伴奏チェロ組曲が流れていました。未だにヨーヨーマのCDを聴くと亡くなった母を思い出します。もともと私はヴァイオリンの音楽をあまり聴いたことがなくて、聴くのはシンフォニーかピアノ、チェロでした。というわけで買ったばかりのヴィオラで無伴奏チェロ組曲を轟々ガリガリと「チェロの音」で弾いていた私でしたが、ある日T先生に弾いてもらったヴィオラの音がとてもエレガントで軽やかだったので、「これがヴィオラの音か!」と目からウロコが落ちました。

T先生のヴィオラ版無伴奏チェロ組曲は、一音一音をとても丁寧に演奏されて、教会の冷たい空間に灯がともるように、温かく響きました。先生の優しくて素直な人柄が滲み出るような素敵な演奏だったと思います。そして休憩を挟み、ヴァイオリンの1曲目はシャコンヌでした。シャコンヌってどうしてこんなに大曲??シャコンヌを「巨大な構造物」に例える人もいますが、それでいて人の心を直接引っ掻いていくような曲でもあります。ヴェンゲーロフがアウシュヴィッツでシャコンヌを演奏する映像には、完全にやられてしまいました。
https://www.youtube.com/watch?v=fqkd17JeELA

横道に反れ過ぎ。

前回のT先生の無伴奏リサイタルでは、先生の演奏があまりに凄い「気」に満ちていて、しばらく日常生活に戻れないくらいに影響を受けました。今日もヴァイオリンを手にしたT先生はさすが、ピンと張りつめた演奏で、芯の通った音とハッとさせられる緩急が素晴らしかったです。ですがですが、前回の無伴奏のようなぐいっと胸ぐらを攫まれるような感じはなくて、演奏と私(聴いてる人?)の間に薄い紙が挟まれているような気もしました。「バッハ」を演奏するということが奏者にとってどれほど特別で研究が必要なことなのか、私はまだわかっていませんが、真摯にバッハに取り組むT先生の姿がそのままT先生の音楽であり、それが聴く人に感銘を与えるのだと思います。けれど私にとって「バッハ」はプログラムのひとつに過ぎず、私が聴きたいのは生のT先生の心の声であり、T先生そのものなんです。・・・とか自分で言ってみて、改めて「音楽を演奏する」って怖いことだなーと思いました。

大好きなT先生とSちゃんに挟まれてニッコニコのユイ
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by kumi-is-happy | 2015-12-13 23:59 | 音楽
高木先生のヴァイオリンをもっと聴きたい!と検索したところ、すごい演奏会をみつけました。弦楽合奏団SOUVENIR DELLA MUSICA第10回演奏会@さくらホール。

プログラム
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア 第三組曲、J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV1042(ヴァイオリンソロ:ウェルナー・ヒンク)、エルガー:弦楽セレナーデ 作品20、J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043(ヴァイオリンソロ:ウェルナー・ヒンク+高木和弘)

早速電話予約したところ、チケットを取り置き(当日精算)してくださるとのこと。おー、便利!と思って早めに行くと、そんな人が山ほどいたらしく、受付は大混乱!!開演時間を20分もすぎて、ようやく中へ入れました。(開演時間、遅れました・・・)

舞台には色とりどりのドレスを着たヴァイオリニストのお姉さんたち。華やか〜✨ ゲスト・コンサートマスターの高木さんが颯爽と現れると、レスピーギが始まりました。最初はとても小さな音。それが膨らみ、きれいな旋律にのって波のようにうねっていきます。「リュート」って何となく笛?と思っていたのですが、マンドリンみたいな、琵琶みたいな弦楽器なのですね。ただし、この曲はリュートのための古楽をレスピーギが編曲したものということで、リュートそのものは登場しません。

そしてウィーン・フィルのコンサートマスターを34年間!!務められた、ウェルナー・ヒンクさん。昨年のウィーン弦楽四重奏団@紀尾井ホールでは、自分のなかのヴァイオリンの音の定義を塗り替えられました。(そのとき、ニッコリしながらサインに応じてくださった、チェロ奏者のフリッツ・ドレシャルさんが最近亡くなりました。あれほど素晴らしい演奏を聴かせてくださったのに・・・。)

ヒンクさんのバッハ。とても素朴な音がします。ヴィブラートも控えめ。なんだか昔のレコードを聴いているような、温かくて品があり、今どきのヴァイオリニストとは全く違う音。そして最前列に座っているユイは・・・舟、漕ぎまくり!開演前のトラブルで長時間並んだせいもありますが、そこまで漕がなくても!というほどぐるんぐるん回っています。そしてそのたび、ヒンクさんが楽譜越しにジーッと見ているのが、丸わかり!(>_<) 一度はユイが急にぐいっと前に倒れたので、ヒンクさんも「どーした!?」と身を乗り出して見ていた・・・と思う!絶対!

休憩中、ヒンクさんへの質問を書いて箱に入れると舞台上で答えてくださるというコーナーもありました。ユイは「一番好きな曲は何ですか?」と「どんな楽器を使っているんですか?」と「どんな練習をすればいいですか?」の3つも記入。ユイの質問ではなかったのですが、「一番好きな室内楽曲は何ですか?」という質問に「自分が今弾いている曲を好きになります」と答えられ、ユイが「私も!同じ同じ!」と喜んでいました(^^)

ヒンクさん&高木さんのバッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲。正面を向いてマイペースで演奏するヒンクさんと、そんなヒンクさんを見詰めながら、どんどん絡んで行く高木さん。違うタイプの音が絶妙に混ざり合って、なかなかない感じの名演でした。

ブラヴォー!と大きな拍手がおさまると、高木さんがヒンクさんと抱き合い、ドイツ語で「一緒に演奏できて感激しました(だと思う。たぶん)」と話し、ヒンクさんも満足そうにうなずくというとても素敵なシーンも拝見しました。ヒンクさんとの共演に感動する、高木さんの様子に感動・・・✨

終演後のロビーでは、高木さんがユイをみつけてくださいました。「たくさん練習してる?」と気軽に声をかけてくださって、大喜びで帰途についたユイ&母でした。
by kumi-is-happy | 2015-09-06 23:59 | 音楽