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カトクミメモ katokumi.exblog.jp

ケンチク&音楽修行中!


by kumi-is-happy

楽しくアンサンブル!

中学生からヴァイオリンを弾いていて合奏といえば「オケ」しか経験がなく、「室内楽」なんて聴いたことさえなかった私でしたが、ユイは小さい頃から小編成のアンサンブルをたくさん経験させてもらっています。初めての経験は確か、幼稚園年長の発表会でお友達7人でバッハ「2つのヴァイオリンのための協奏曲」と、ヴァイオリン2・ヴィオラ1の編成でモーツァルト「5つのディヴェルティメントより 第2番」を演奏したこと。それから3年後の今、本格的なカルテットやピアノトリオまで経験させていただいていることは、本当にラッキーだと思います。

今日はソルフェージスクールの「楽しくアンサンブル!」に参加しました。もともとは「初見大会」というネーミングだったこのイベント、その名の通り「初見」で、いろいろな編成のアンサンブルでレッスンを受けます。今回、久々に親子で参戦。しかも私は初のヴィオラ。アルト記号が読めないので、こっそり事前に楽譜をもらっておいたのですが結局さらう時間がなく、行きのバスと電車の中でぐおーっとカナ振り。先行きが不安です(>_<)

1時間目。1st:ユイ、2nd:中学生の女の子、ヴィオラ:私、チェロ:吉村先生のカルテットでH.BrownのString Quartet No2 in DのAllegret、Minuet、Trioを演奏しました。1楽章のヴィオラはずーっと「刻み」。自分の音程を気にしつつ、他の3人の音を聴きつつ、ひたすら刻む。刻む。刻みまくる・・・。そして「刻み」の難しさにビックリ!!!一音一音の発音、音の響かせ方など、むちゃくちゃ気を使います。後で吉村先生に「刻みって難しいんですね!」と言うと「そう。内声部が活き活きと歌うことで音楽が生きてくるんですよ」とのこと。オケで2ndを弾いていた時、お隣のヴィオラ軍団のやってることがいまひとつわからなかった私でしたが、今回、その重要さを知りました!

2時間目はチビッ子4人+ヴィオラ2人で古い舞曲とクリスマスの曲を演奏しました。メロディーを誰が受け持っているか、他の人の音を聴きながら演奏すること。この時間の曲は私も初見でした。見事に楽譜が読めません(>_<) ユイは隣の教室でピアノトリオ。ぜんぜん弾けてない雰囲気が伝わってきましたよ・・・💦

お昼をはさんで3時間目は9人(1st、2nd、ヴィオラ、チェロ)でバロックの小品をいくつか演奏しました。1stのユイはいつも合図を出す役割ですが、チビッ子の合図はめちゃめちゃ出づらい!絶対、自分の中に曲が流れてないのに、適当に合図出してるよね💢

4時間目はホールで弦楽合奏。G.F.HandelのSuiteより、Chaconne、Sarabande、Ritornello、Bourree、Hornpipeを演奏しました。一つ一つの音をどのように発音するのか。そして内声はただ4分音符を弾くだけじゃなくて、やっぱり歌うことが大事なんですね。急いで楽譜にカナを振り終わり、気合いを入れてヴィオラを鳴らすと「全体の感じがとても良くなりましたね」と先生に褒められました✨

ユイも今では放置しておけば、勝手にチューニングしてそれぞれの教室で頑張れるようになったので、私は思う存分ヴィオラの魅力を勉強することができました。いいよなー、ヴィオラ✨もうヴァイオリンなんて弾かへんぞーと思いつつ、帰途につきました。

 
 
by kumi-is-happy | 2015-12-23 23:59 | ヴァイオリン