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カトクミメモ katokumi.exblog.jp

ケンチク&音楽修行中!


by kumi-is-happy

「パンチ」到来・・・!?

本気でヴァイオリンをお休みさせようか・・・と思うほど荒れ狂った数週間前がウソのように、突然ヤル気を出し始めたユイ。相変わらずの耳鼻科通いで時間がなく、へとへとになりながらも練習します。2人とも、練習が終わると楽器を出しっ放しで倒れていたことも・・・。(知らない間に寝てました)

今日のレッスン。
「カールフレッシュ・スケールシステム」。ついにC durの恐ろしい量の音階、アルペジオ、3度、オクターヴが合格になり、D durが宿題になりました。音階、アルペジオ、3度、6度、オクターヴ・・・って、1つ増えてるんですけど!!

「クロイツェル教本」6番。さっさっさとマルテレを弾き、2週目で無事合格。
「セヴシック」2番。ユイの得意な「ガイド」を使ってどんどんポジション移動していきます。これは、難なく合格。4番も宿題だったのに、やるの忘れてました。黙っとこ(^^;)

バッハ「ヴァイオリン協奏曲第1番第1楽章」。半分まで制覇。9/8のリズムが難しいこの曲。4分音符+8分音符+付点4分音符は・・・(?_?) てな調子で頭の中が足し算だらけになりましたが、2週目に入り、曲に乗ってリズムを理解できるようになってきました。ホッ。次は超絶難しそうなクライマックスのシーンが宿題です!絶対に弾けなさそうな超速いパッセージも、和音の要領で左手を押さえてしまえば、あとは移弦だけ。なるほどー。で、いつも不思議に思うのですが、作曲家ってみんな、その楽器を弾けるのでしょうか?その楽器では絶対に弾けないパターンとかって、ないのかな??

ヴィオッティ「ヴァイオリン協奏曲第23番ト長調第1楽章」。「思い切って弾け!」と小声で出した指令が先生にバレてしまいました。息を吸って最初の音を弾き、速いテンポでバババッと演奏するユイ。この曲はゆっくりな部分と速い部分にテンポの差があり、しかもその変わり目に脈絡がない(注・母の勝手な感想です)。最初に速く弾きすぎると途中の速い部分が弾けないし、途中を弾ける速さに合わせると、最初が間延びするという、イラつく曲(>_<)
案の定、途中の速い部分の左手と右手が完全にバラバラ!崩壊してしまいました。けれど、どんどん曲に入りきっていくユイ。先生の反応も目に入らず、崩壊しながらもどんどん前に進んで行きます。またもやブルドーザーモード。最後の方にはヴァイオリニストっぽいアクションで気持ち良く(←本人が)弾き終わりました。

出だしのソー、ラーという音が「豆腐屋のラッパ」の音に聴こえてしまう母。何とか間抜けにならない弾き方はないですか?と先生に質問し、対策を考えていただきました。先生は苦笑いになりながら「細部を考えすぎると基礎がおろそかになりますよ」と一言。
確かに。次のレッスンまでに「ゆっくり練習」も「リズム練習」もがっつりやってきます!!けれど今日、ユイが先生の前でこれほど曲に入り込んで弾けたことがとても嬉しかった母。「パンチ」不足がついに解消される日も、近いような気がします。
by kumi-is-happy | 2013-10-06 23:59 | ヴァイオリン