「自分で考える」
「カールフレッシュ・スケールシステム」。今はC durをやっています。音階、アルペジオ、3度、オクターヴ・・・。どんどん課題が増えていきます。こういった「正解がある課題」にはマジメに取り組むユイ。最近テンション下がり気味の母もカール・フレッシュやっとこ。
「クロイツェル教本」4番。一弓でたくさんスタッカートを弾く課題です。ダウンの全弓で一気に先まで弓を運んだあと、トントントントン・・・とアップボウでスタッカート。先生が何度もやり方を教えてくださっているのに、なかなかその通りにできません。「できない」のか「やってない」のか(>_<)
ユイの長所:人に何を言われても気にしない・常にマイペース・緊張しない&自信マンマン
短所:人の言うことを聞いてない・自分のやりたいようにやる・反省しない
・・・「自分で考えないといけないよ」と、またもや母と全く同じセリフを、先生から言われてました。
ヴィオッティ「ヴァイオリン協奏曲第23番ト長調」。
いつも快活な先生が、この長〜い曲を弾き終わるまで一言も発さず聴かれていました。怖ッ。
ずっとずっと母が「曲がってる!」「直して!」と怒鳴り続けた弓の曲がりが直り、少し音が良くなったユイ。けれど今度はその「副作用」で弓の動きが縮こまってしまったとのこと。ひとつ直すとまたひとつ問題発生(T_T) けれど、先生と一緒に「ゆっくり練習」をして、改善方法を教わりました。くにと先生は「ダメ!」と言って放りっぱなしにすることがなく、必ず改善策・練習方法を教えてくださいます。それが母の心のよりどころ。
その後は、「フレーズ」「半フレーズ」を仲良く並んで楽譜に書き込むユイと先生。先生が一方的に書き込むのではなく、必ず一緒に考えてくださいます。おかげでユイは「フレーズ分け」が大好きになりました。
最近、課題もレッスン内容もどんどん高度になっています。1週間ごとにものすごーくジャンプしていってる感じ。慌てているのは母の方で、ユイ本人はどんどん「ヴァイオリンを弾く」ことが日常になっていって、難なくこなしている様子。けれど!!この先は、ただ練習するだけではレベルアップは難しいのではないかな。「素直に人の話を聞き、自分でよく考えて、チャレンジする」気持ちがないとヴァイオリニストにはなれないと、母は思うよ。ユイは、そこを乗り越えられるかな?