幼稚園児が本気を出すと・・・
「将来なりたいもの」の絵。
今日のレッスン。「SUHRADIECK」Ⅴの1。ホ長調の音階です。練習中、ふざけ半分で「ユイの一番嫌いな本は何?ママはシュラディック!」と言ってみたら「嫌いな本なんてない」そうです(汗)。SUHRADIECK、音符が小さすぎて読みにくいんですよ・・・。
「MELODIOUS DOUBLE-STOPS」の「5」。宿題は半分まででしたが、勢いで全部さらってきました。「5」まで進み、和音を大きな音で曲っぽく弾けるようになってきたと思います。音程が微妙にズレているところをしっかり直すよう指導されました。
ロングトーンの練習。メトロノームを60に合わせて解放弦を長〜く弾き、いくつ数えることができるか。「目標:35」とのことですが、ユイは「E線:17、A線:23、D線:20、G線:19」で「イイ線いってるね!」とのこと。ユイのボウイング、1音弾くたびに直したくなるほど曲がっているので、この練習でまっすぐになるといいなぁ。ただ解放弦を弾くだけだとつまらないのに、数えたり、ゲームにすると「やりたい!」になる。ユイの先生は、いつもこの方法が上手です。
新曲・ザイツ「協奏曲第5番ニ長調 第3楽章」。和音がてんこ盛り、母も何度も弾き直さないと弾けない曲です。先週「うーん」と考えながら(たぶん)多めに宿題を設定された先生。「どこまでできた?」「全部!」「え?本当?」「うん!」「ウソでしょ!?」。結構な速さで弾き始め、難しいところはつっかえつっかえしながらも、最後まで弾くことができました。
「お母さん、また地獄の特訓しちゃいましたね?」と言われてしまいましたが、本当に最近、初見でスラスラっと弾いちゃうんです!難しい和音の部分は毎日少しずつ練習して、「今回はさすがに間に合わないかな?」と思いましたが、レッスン当日の朝に全部弾けるようになりました。ユイがすごいなと思うところは、指番号を全く書かなくても和音を全部弾けること。1度教えると覚えてしまいます。私はどうだったっけ?と25年前の楽譜を見てみると、指番号だらけ!指示だらけ!音程直されまくり!・・・でした。
いよいよ、ヴィヴァルディ「協奏曲イ短調 第1楽章」が宿題になりました。おーっ!ついにここまで来たか。私が中1で市民オケに入った時、弾ける楽器がなかったので(?-?)しばらくコントラバスを弾きながらヴァイオリンを習っていたのです。その時、同じ中1なのに第2ヴァイオリンで颯爽と弾いていた子が習っていたのがこの曲。ライバル心に火が付き「キラキラ星」から「ヴィヴァルディ」まで一気に駆け抜けた、思い出の曲です。ワクワクするなぁ〜!
ふと気が付くと、今の先生に習い始めてまだ1年たっていないのでした。(来月で1年)。「ユイちゃんはヴァイオリンが嫌いですよね」と前の先生の教室をクビになったユイ。今の先生のHPをみつけ、アメリカで教えられていたことや、楽しげな様子から「ここでダメだったら、やめよう!」と決心して今の先生に連絡したとき、まだ1巻の始めだったユイ&「こどものホーマン」からやり直しだった母。まさか1年後には「ヴィヴァルディ」(ユイ)&「バッハ」(母)を弾ける日が来るなんて・・・夢のようです☆